
世界最強のキノコはナラタケかと・・
どこが?
あらゆる条件下に打ち勝つほどの発生力の強さ
は、勿論
菌糸の頑丈さ、守備範囲の広さ、
地方名の多さは、人間とのなじみの深さを現わしているようですよ(*^_^*)
彼らが世界制覇に大手をかけている理由は・・・
子供向けきのこ図鑑より
アメリカで、ナラタケの一種が地中に広げた菌糸のDNAを調べたら
一つの個体の菌糸が9K㎡に広がり、重さ500t以上、年齢2400歳くらい
シロナガスクジラよりも大きい世界最大の生物
アナタの知らない地中の世界はとんでもないことになっていますよ(@_@;)
強力な木材腐朽菌で知られていますが、菌糸は糸でなく針金のようだそうです。
地球の北半球でも南半球でも存在していると言うことは、
彼らにとって距離は無関係・・・強い💪
植物の種にあたる胞子の強さ、根や茎にあたる菌糸の強さが引き立ちます。
人間の目に見える子実体(きのこ)の形や大きさは、ごくごく普通のキノコですよね。
ナラタケの分身の術?! 地方名多すぎ!
ボリボリ、モダシ、ナラブサ、シロンボ、
アシナガ、オリミキ、アマンダレ、
ナラブサ、ヤブタロウ、サモダシ
全てナラタケの事です。
写真はオニナラタケで全体にボツボツしています。
ナラタケは傘の下にツバがありますが、ナラタケモドキはツバがありません。
紛らわしい毒キノコも思い当たらないほど
優秀なキノコですね。
2016年の富士山ではナラタケが爆発しているかのように、大豊作でした( ゚Д゚)
世界最強を何に生かすか?
世界最強のキノコを我々人間は結局食べてしまうのですから
もしかして
地球の害虫は人間?
てな事を言われないためにも気を配るべきことがありますよね。
世界最強の木材腐朽菌がいなかったら、樹木が生い茂り大変なことに・・・
大洪水の時に行き場のない木々が凶器となったことがありました。
樹木が無くなりすぎてしまうと、これまた大変なことに・・・
酸素を作るものがなくなり、少しの雨で土砂崩れが起きてしまいます。
彼らは黙々と自分の仕事を誰に誇ることなくやってくれます。
もしかして、人間のため?
ありがたいことです<(_ _)>
🍄 🍄 🍄 まとめ
世界最強のキノコ、ナラタケの戦略は広く世界中の人々に愛されることでしょうか?
発生条件の範囲を広く持っているからこそ世界制覇を狙えるのでしょうか?
大きな守備範囲で菌活してくれています。
強いキノコ菌が存在してくれることで、地球全体の自然環境は守られているのかもしれませんね。
ナラタケを水煮や缶詰にして人間は食べるのだから
やっぱり地球上の世界最強生物は人間?
胞子、菌糸、子実体のどの形態でも活発に働いてくれているのです。
彼らが活動してくれるおかげで人間も結構助かっているのです。
「きのこの種類を写真で紹介!極秘報告書キノコ狩りの記録」も読んでみてくださいね。
https://tibasodekinoko.com/archives/1474