松の木とキノコの関係は、ちっちゃいモノから大きなモノまで

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キノコハンターにとって松はとても重要な木です。

 

御存知マツタケは、健康な松の木が頼りですし

ホンシメジは、雑木林に松が混ざっているのが理想の環境と言われます。

 

松の木は1本でも盆栽になるほどの美しさもありますが、

無数の松の木は、防風林として大きな力を発揮してくれますね。

 

ちっちゃなキノコ菌と大きな松の木の間に

色々と関係があるようですので一緒に探ってみましょう🍄

 

ちっちゃいモノ

ちっちゃい松くい虫にやられてしまった松の木は枯れる運命にあります。

似たような現象で

ナラ枯れという伝染性の萎凋病(いちょうびょう)があるのですが、

病原菌をカシノナガキクイムシが媒介するのだそうです。

 

巨木ほどカシノナガキクイムシの繁殖効率が上がり

たくさん羽化するものだから、翌年の被害拡大に繋がるそうです。

ちっちゃいモノの集団力は恐るべし😱

 

病原菌にやられて枯れてしまった木からは、キノコは期待できませんね。

最もちっちゃいキノコ菌は病原菌よりも力が弱いのかな?!

 

ちなみに

松くい虫もカシノナガキクイムシも人間からは害虫とされていますが

彼らも精一杯生きていますよね。

 

大きいモノを守る

自分達の生活範囲は自分たちで守れば害虫との位置づけはなくなるのでは( ^ω^)・・・

 

管理が行き届いて大切にされている木は、

冬の間に虫から保護されているのですね。

 

寒い冬の間に暖かい場所を求めて寄って来る虫を駆除しています。

人間の知恵って素晴らしいです(*^▽^*)

殺虫剤とかでなく、ホドホドの数の駆除って良い方法ですよね。

 

木を守ると木陰を作ってくれるし、家や紙を作ることが出来ますね。

光合成もするので綺麗な酸素を出してくれます。

 

何よりも、キノコを育んでくれます。

(もちろん、キノコも自然界に必要な存在ですよ。)

 

木を守っているのですが、結局は自分達人間を守っているのですよね。

 

もう一段大きなモノ

乾いた養分の少ない土壌でも力強く成長する松の木ってとっても優秀で、
松の木の集団といえば防風林です。

 

マツタケが出る場所は、痩せて養分が少ない岩場の山頂付近と言われます。

防風林として海岸沿には、黒松がよく植えられています。

 

海からの風や高波、飛んでくる砂から海岸沿いの暮しを守ってくれるし
津波対策に防風林は必要ですよね。

 

厳しい自然環境でも育つ松の木は、
内陸部にいち早く侵入して土壌の流失を防ぐそうです。

 

こんな優秀な松の木は、ちっちゃいモノ(キノコ菌)と大の仲良し( ^ω^)・・・

 

当然と言えば当然のことですが、
ちっちゃいモノと大きなモノは仲良くしているからこそ自然が成り立っているのですね。

🍄 🍄 🍄 まとめ

とってもちっちゃいモノからとっても大きなモノまで仲よくやりましょう!

松の木とキノコは仲良し関係で、
元気な松の木の周りにはキノコも発生してくれて( ^ω^)・・・ありがとう!

 

キノコ菌や病原菌は、最もちっちゃいモノですが一生懸命生きていますし、
チョッとちっちゃい虫たちも同じように一生懸命生きています。

 

大きな木も沢山集まれば、防風林を作って人間を守ってくれますが
人間は自然界と仲良く生きていくためにお手伝い出来る事ってありますよね。

 

ちっちゃいモノと大きなモノの間の人間は、自分達の生活範囲の管理をすることで
自然界に生きることが許されるのかな?!

 

キノコハンターとしては、松の木と言えば
マツタケ、ハツタケ、アミタケ、シモコシ、等々・・・

 

あ~待ち遠しい!

 

ちっちゃいモノと大きなモノの中に人間が邪魔をするだけではな
仲よく共存して、キノコ狩りを楽しみましょう(*^▽^*)

 

松の木とキノコの仲良し関係の恩恵は、
楽しいキノコ狩りです。

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