
規格外品のイチゴでジャム作りをしました。
規格とは、人間側が勝手に作ったお約束
山のキノコには、とんと関係のない事ですね。
規格外品とは山のキノコ(ジジババペア)には、とっても有難いものなのです。
お花見の帰りに寄った直売所で大好きなイチゴの規格外品に出逢ってしまったのでした。
当然ジャム行きです🍓
イチゴのジャム作り
1パック150円の不揃いのイチゴ達。
小っちゃくって、甘酸っぱい・・・
人間の皆さんに好まれるイチゴは、大きくて甘さが引き立ちジューシーで
見た目にもとっても立派な高級フルーツでなくてはいけません。
最近では海外からもいちご狩りにわざわざ日本まで来てくれるとか( ^ω^)・・・
日本の栽培技術って本当に素晴らしいです。
山のキノコ(ジジババペア)は、山に行って
キノコを拾ってきて
いかに美味しくいただくか、を常に課題にしておりますので
当然
高級フルーツでなくていいのです。
新鮮なうちに食べられるだけ食べて、食べきれない分をジャム行きへ。
ササっと洗って水けをきって、小っちゃいイチゴを一つ一つヘタを取ります。
お砂糖をまぶして一晩おくとジュースが出てくるので
水はいっさい加えずに鍋で煮つめます。
レモン汁を加えて、ジャムの出来上がり。
( ,,`・ω・´)ンンン?
このチマチマとした作業・・
キノコ狩り後の下処理に似ている!!
せっせと無言で食材と対峙。(なんだか哲学的!)
あんなに沢山のイチゴが、ギュっと凝縮されて・・
美味しさも凝縮されて・・
毎日のヨーグルトに添えましよう!
キノコバァバは、手作りジャムからゼリーへ変身させておやつに( ^ω^)・・・
密かなお楽しみです。
これからの季節、直売所で果物の規格外品を見つけては・・ジャム作りを楽しみにしております。
サクランボやプルーンの農家さんの直売所では、タイミングよくほぼタダ同然で
沢山分けて頂くことがあります。
出来るだけ商品を買うように心がけていますが、
お互いにムダにしない心つもりが共通しているのだと思います。
山の中で誰にも見つけてもらえずに、朽ち果ててしまうキノコのことを思うと( ^ω^)・・・
見つけてあげたいですよねぇ~
そういえば、今年も沢山のちっちゃい花々が共演していました。
この一枚の写真の中にどれだけの数が存在するでしょう?!
福島県の「合戦場の枝垂桜」です。
見事すぎますねぇ~
小っちゃいモノ達がいっぱい!
全てがそろって美しいのですよね、きっと規格外なんて存在しないのだと思います。
枝垂桜は2本が寄り添って立っていて、手前の菜の花が春の彩りを添えて
後ろの杉の木々の中のお稲荷さんが、まるで枝垂桜を守るかのようです。
杉の花粉の数、枝垂桜と菜の花の花びらの数、花の花粉の数、
チョッと考えただけで大きさを感じますね。
この合戦場の枝垂桜、なんと個人所有なんですよ!
皆さんに見てもらう大きな気持ちまで感じてしまいます。
「三浦さん」と書いてありました。
ありがとうございます。
(もちろん「合戦場の桜を守る会」も存在)
是非守り通してくださいね。
小っちゃいモノが集まると、全部が全部同じではないのは当然のことですが
そこにある規格外品とみなされてしまうモノがあったら人間が有効利用すればいいし
全部が全部そろって、ものすごい数を見せてくれたら
それはそれで美しいですよね。