
登山の準備では、まず体力と服装が思い浮かぶと思いますが、
我々キノコハンターの頭に浮かぶのは、時期といえます。
皆さん憧れの山、富士山も須走登山口は
木々が生い茂っていますので、沢山の種類のキノコが期待できます。
沢山のキノコ達は自然の摂理に従順ですので
我々人間がその恩恵にあずかる為には、傾向と対策で事前準備として
発生予測時期を踏まえて山にお邪魔させていただく必要があります。
家庭菜園までもキノコの発生時期にむけての事前準備が、我が家で着々と任務遂行されているのです。
登山準備、スケジュールと天候
登山の準備は抜かりなく、気力、体力、経済力は一年中通してキノコ狩りに
標準を合わせなくてはいけません。
が、
いよいよ夏が近づいてきたら、まず第一波の発生時期の波をとらえましょう!
梅雨の時期に例年通りの雨量があれば、図鑑やサイトの発生時期があてになりますね。
梅雨の開けた頃に、近くの雑木林のチェックをしてキノコが何かしら発生していたら
週末にチタケ採りの計画をたてます。
準備するものは、
長袖、長ズボン、帽子(蜂よけには白)、タオル、水分(スポーツドリンク)、行動食(塩あめ、カロリーメイト)
など用意するといいですよ。
我々キノコハンターは、
クマよけの鈴、ラジオ、軍手、かご、ナイフ、新聞紙、カメラ、カッパ、長靴、着替え、予備のバック
は必需品です。
キノコ狩りに関係なく、
塩味の効いたお握り、凍らせた麦茶、冷たい浅漬けのきゅうり、グレープフルーツ、ウェットティッシュ
などは夏山登山にはありがたいです。
純粋に登山を楽しまれる方は、当日雨でしたら日程の変更をおススメします。
登る苦しさに匹敵する喜びは晴天に限りますし、天候不順はリスクが高いです。
山は逃げていきませんので是非晴天の日に登頂してくださいね。
ちなみに、我々キノコハンターは当日の天候はほとんど関係ありません。
どうかしています(?_?)
夏のキノコのチチタケは栃木県人御用達
チチタケは栽培が難しい菌根菌の仲間ですから、スーパーの店頭に並んでいるのも
「チタケそば・うどんあります!」と店先に掲示するお店も、全て天然モノです。
栃木県以外でスーパーにチタケが並ぶとか、「チタケうどん」とか聞いたことありますか?
夏休みに日光東照宮観光に行かれる方は、是非日光街道沿いのお蕎麦屋さんの店先に注目してみてください。
そして、
「チタケうどん」なるものを一度ご試食あれ!
残念ながら富士山ではチチタケにはまだ逢ったことがありませんので
狙うは、東北方面の雑木林です。
最近はあまりの栃木県のチタケに対する需要が多すぎる為か、中国産のチタケもスーパーで見かけるとか・・
恐るべし!
中国の商魂だましい?! なのか 栃木県人のチタケに対する熱き思い?!なのか
キノ小僧の栃木の実家では、
チタケを採ってきたら塩水につけて虫だしをします。
ナスとインゲンとチタケを一緒に炒め水を差し、砂糖と醬油で味を付けて煮ます。
インゲンの緑とチタケのダシと油を吸ってトロッとしたナスの具の
煮汁をつけ汁として頂くそうめんは格別ですよ!
各家庭の味があるようですが、うどん屋さんでも同じようなチタケうどんを食べられると思います。
と言うことで
家庭菜園での準備
我が家のナス頑張れ!
インゲンは準備完了しているのですが、ナスがまだ準備ができていません。
目指せ! 完全自給自足メニューとして、
山で採ってきたチタケと我が家の家庭菜園のナスとインゲンで、チタケそうめんを作りたい!
インゲンはチタケが採れるころには終わってしまいそう(;´д`)
固ゆでにして、冷凍保存して出番を待つことにします。