
とうとうシモフリシメジの出番になってしまいました。
霜降る頃の美味しいきのこ・・・つまり晩秋ですね~
あのガンガンだった最盛期に少しずつ陰りが・・
と言うのは標高の高い富士山のお話ですので、長い日本列島を
傾向と対策できのこ狩りを楽しみましょう!
日時: 10月14日 9時~
山の天気: 雨! 今シーズンほとんど雨
収穫量: マツタケ・なし! ホンシメジ・なし! シモフリシメジ・なし!とあり!
山の様子: 質の良いキヌメリガサを沢山見かけました。落ち葉もいっぱい。
キノコハンター仲間の様子:すっかり少なくなりましたが、ガツガツではなくのんびり楽しんでいるグループに遭遇。
某キノコハンター「清掃活動ははいかがでしたか?」(取れましたか?)
山のキノコ「ぼちぼち活動してきました」(シモフリシメジが採れました)
「キヌメリがいっぱいで採り切れなかった」(良い情報提供のつもり)
某キノコハンター「では、清掃活動出来ていないじゃないですか」(清掃活動が出来ていませんね)
山のキノコ「頑張ってください」
こんな気分の良い会話の出来るキノコハンター仲間さんに出逢えると、嬉しくなってしまいます。
和気あいあいときのこ狩りをグループで楽しむのも微笑ましく思います。
美味しいシモフリシメジ
マツタケもホンシメジもそろそろ終わり?! サクラシメジもアブラシメジもナラタケもハナイグチも・・・
まだまだきのこ狩りを楽しみたいのにと思う頃の救世主がシモフリシメジです。
醤油味に合いダシも良く出るので、和風料理には何でも使えると思います。
シモフリシメジレシピ!山のキノコ流節約料理?!
コチラを参考にしてくださいね。
今回は洗って処理している間にボロボロとなる崩れ対策として、サッと湯通しをしてから良く洗ってダシを取ってみました。
生のまま洗う時よりも確かに崩れ防止にはなりました。
しかし難点が・・・
「もしかしてネズミシメジ?」と1つを疑いだし全部を一つ一つ見直していきます。
悩ましいシモフリシメジ
今回は雨に濡れたシモフリシメジの美しいグラデーションを見る事の出来る個体が少なかったようです。
そこら中に発生しているシモフリシメジに感動して、一生懸命に採取しましたので帰宅してからじっくりと
もう一度確認が必要だったかもしれません。
向こうに白っぽくポツポツ見えるのが全部きのこです。
駐車場よりも下で発見した場所では、群生に出会うことができて(*^▽^*)
雨のお天気を忘れるほどに楽しませていただきました。
昨年の駐車場よりも上の場所での見事なグラデーションのシモフリシメジが懐かしい。
雨に濡れてツヤツヤと美しい場合もあれば、
なんだか雨のせいで白っぽく見えるものもありました。
詳しくは、
シモフリシメジとネズミシメジの見分け方は超難問!
で私も復習し直しです。
ネズミシメジの毒性は猛毒ではないようですが、「強い苦味がある」とのことですので
1.山の中の現場で判断が付けばネズミシメジを一緒の籠に入れないようにする。
2.採取中もネズミシメジとシモフリシメジが同じ場所で混同して発生することを認識しておく。
3.帰宅してから広げて比較しながら選別をする。
4.苦味を感じることがあったらその都度出す。
シモフリシメジは、この面倒な作業をしてまでも食べたい美味しいきのこです。
似ていても、毒性が無く間違って籠に入ってしまっても差し支えないアイシメジはきのこ鍋材料にもってこいです。
シモフリシメジは一家の大黒柱!平成の子は足が長い?!
も読んでみてくださいね。
キノコハンターのサガ
マツタケなし!・・・仕方ないかぁ~
ホンシメジ・・・・え~! もうおしまい!( ;∀;)
シモフリシメジ・・今出ないでいつ出るの?(上の場所)
・・もうちょっと早く来てあげたかったかも?!(下の場所)
きのこ狩りのタイミングは見極めが難しい。ないものはない。だけどベストの状態で採取したいものです。
キヌメリガサも良いダシが出るし手ごろな大きさだったのですが、雨に濡れたキヌメリガサはもろくて扱いずらいのでパス。
お天気が良くてしかも他の収穫がなければ絶対に採取していました。
きのこ狩りの行程をおさらいすると、登り・マツタケなし→登り・ホンシメジなし→下り・シモフリシメジの群生→
帰宅後・ネズミシメジが混ざったか?!確認のし直し
何んとも疲れる作業をなぜしているのか?
それは、きのこ狩りが楽しいから、きのこが美味しいから。
自然を相手に楽しませて頂いている以上コチラが効率の良い動きをするしかありません。
そして、常に違ったパターンで色々な事があるので臨機応変に対応せざる負えません。
って、これまた楽しいですよね。
シモフリシメジの群生を見た後に駐車場まで登る足取り(*^▽^*)想像してみてください。
きのこでいっぱいの重い籠を背負っても楽々登ってしまいます。
なし・なし・なしで空っぽの籠を背負って最後に駐車場までたどり着かなくてはならない状況・・考えただけで😢
きのこと自然環境
どうしても収穫量に左右される感情と体・・いつまでもきのこ狩りが出来る体力を保ちたい!
いつまでも自然の中でその恩恵に預かれるように心がけたいと思います。
栽培きのこは水分や温度を管理してあげて発生しますが、天然きのこは「出たい」と自ら出で来るのでパワーもあり美味しい。
と、山小屋の御主人がおっしゃっていました。
自然に発生してくるきのこが美味しい訳です🍄
色々な種類のきのこ達と人間と同じ地球上に生存しているのだから、仲良く過ごしたいですよね。
シモフリシメジもネズミシメジも共栄しています。
共存と共生の違いは?!理想は自然と共に○○!
を参考にしてくださいね。
毒成分を持っているかいないかは、人間の食の面からの事ですのでしっかり認識しましょう。
きのこ達に限らず全ての生物と一緒に1つの地球という星に生きているのですね。