
山のキノコ(キノ小僧&キノ子バァバ)の関心事は、
日光と言えば奥日光のキノコです。
したがって日光東照宮はいつも素通り( ^ω^)・・・
外国人観光客が常に歩いている様子をしり目にキノコへGO~でした。
今回はキノコも少ないけど観光客も少ない冬場の東照宮で
2017年に平成の大修理を終えた陽明門をじっくりと見てまいりました。
争いのない江戸時代を築いた徳川家康公を祀った東照宮で、
平成と江戸時代の技術と平和を意味するものを
山のキノコ(キノ小僧&キノ子バァバ)なりの御報告です。
陽明門の外見的な様子・彫刻・場所の意味など
神秘をご一緒に感じて頂けたら幸いです。
目次
陽明門のてっぺん
魔よけの鬼瓦が、大きな目を見開いてシッカリと見守ってくれています。
戦国の世の中を一斉して、もう二度と戦乱の世の中にならないように・・見張っているかのようですね。
悪いモノが門をくぐってこないように、眼を飛ばしている( ゚Д゚)
隠れてコッソリ・・なんて事が無いように、全てお天道様が見ている。
堂々とした生き方をしなさい。と言っているようです。
有名な柱の模様
お猿の顔のような模様は、中国の漆工芸品のデザインで「グリ紋」と言われる魔よけだそうです。
全体的に丸みのある彫刻が施されているのと、柱の白い色が門全体の明るさを感じさせてくれます。
12本の柱全てにグリ紋が施されていますが、1本だけ逆さまに描かれています。
帽子をかぶった宇宙人のように見えますが、「物事には永遠に完成はない」と言う意味が込められているそうです。
つまり、
「常に成長し続けなさい」「平和の世の中にあぐらをかいていてはならない」とも言えますね(*^▽^*)
空想上の生き物のキリン・青龍・白虎・玄武・朱雀などの霊獣が彫られています。
それぞれに意志の感じられるお顔で、守ってくれているようでした。
陽明門の位置
①京都御所の東を守る=陽の光で照らす=陽明門とされているようです。
やはり、日本の国を守ると言うことのようですね。
②「北辰門」の別名がありますが、門~本殿の延長線上に北極星の位置があるそうです。
北極星は旅人の目印となり、宇宙の中心を示しています。
バッチリ計測されて建てられている・・・本当にすごいことだと思います。
山のキノコの独り言
そもそもいつも素通りしてしまって・・ご挨拶に行かなくては、と思いつつも
目の前のきのこ狩りにうつつを抜かしていました<(_ _)>
よくよく考えてみると、平和な世の中でなくては趣味に没頭することは出来ませんね。
しかも、
北極星と徳川家康公が平和な世の中を築いたことが何の関係があるのか?って・・
大ありですよ!!
北極星が宇宙の中心で回っているとして、地球上の自然界は全て星の動きで成り立っていますから
争いのない世の中を目指して活躍してくれた家康公と自然に感謝です。
全て、良いキノコが発生する条件を作ってくれているモノだからです。
どうしても人間は、目の前の事にしか関心を示すことが出来ません。
戦乱の世を終わりにして、平和な世の中を200年も続けた事実。
北極星を目印に人類が成長した先が平和であれば、世界中の人が納得しますね。
混乱の世の中がいい。なんて人はまずいないはずですよね。
きのこ狩りをして楽しい人生をずっと送っていきたいと思いました。
これまでに出逢ったきのこの事はコチラ
趣味と実益を兼ねた活動に取り組み始めました。