
放置林にびっしりと生えそろったシノダケを刈ってみたら・・・
出てくる、出てくる・・・
心無い人が捨てたゴミが山ほど、
ゴミで山が出来ているのではないかと思うほどです。
心無い人間の行為ではなく、自然界のあるモノと共存・共生していました。
山のキノコ(キノ小僧&キノ子バァバ)としては、どんな自然条件で
どんなキノコに逢えるのか? 興味津々です。
シノダケを刈って発見! ○○と共存
きのこの中でも、倒木や切株に出るキクラゲに遭遇。
キクラゲは、びっしりと生えたシノダケの中の枯木で元気に分解作業をしてくれていたのですね。
放置林整備の贈り物ではありますが、 キクラゲがそのまま乾燥キクラゲに😢
戻せば食用になると思いますが、どうも・・・
シノダケを掻き分けた中から見つかったキクラゲに食欲がわきません。
しかも、
発生状態で乾燥してしまったキノコはどうなのでしょう?
シノダケに覆われせっかく発生したキクラゲの方でも、
食べごろに発見してもらったら嬉しかったかもしれません。
今回はそのままスルー。
次回はプリプリとしたキクラゲにタイミングよく出会える事を期待します。
地面から生えるきのこは皆無ですね。シノダケ恐るべし😱
シノダケは、どんどん勢力を伸ばし地表を根で覆いますが、
数年単位で共倒れの枯れる時期が来ると思われます。
緑で整列してたっているのならまだましで、
茶色く枯れたシノダケが雑然とバラバラになっている風景も目にします。
手入れをしてあげられる場所は、景観からしても刈った方がいいと思うのですが・・・
シノダケを刈って発見!○○と共生
けもの道です。
ビッシリとシノダケに覆われた放置農地を刈り進んでいくと・・・
シノダケを掻き分けていつもの通り道がトンネル状になっています。
間違いなく猪です。🐗
人間側の都合の良い共存・共生・共栄を考えてしまいます。
猪も人間の育てている野菜以外を食べてくれないかな?
以前罠に掛かった猪のお話はコチラをご覧ください
きのこ🍄
ナラタケやクリタケは切り株にでるきのこですが、勿論自然に立ち枯れた木にも出ます。
切り株は人間が伐採した跡で、立ち枯れは自然現象ですが
どちらもきのこに分解してもらってやがて土へと還ります。
きのこの本職は分解ですので、自然界の主役でもあります。
ついでに、
人間が食べて美味しいきのこは、まさに自然からの贈り物と言えますね。
食べられないきのこも自然界では、立派な分解の働きをしてくれています。
きのこ狩りをする人間側からは、「きのこは風通しの良い場所を好む」とされていますから、
人が管理した里山と人間ときのこの関係はお互いに良好ですね。
共栄と言えると思います。
きのこについては、
をご覧くださいね(*^▽^*)
🍄山のキノコの独り言 🍄
一度人間が手を加えた山は人工林ですが、管理せず放置すれば放置林となります。
以前農作業を目的に耕していた場所を放棄すれば休耕地・放置農地となります。
日本では一昔前、人間が生きるために開発を盛んに進めて
ほとんどの国土に人間の手を入れてきました。
きのこ菌達微生物がどんなに頑張ったところで、
以前のように人間の快適な生活までは確保できません。
人間がある程度管理した山は、「里山」と呼ばれ日本の原風景とされていますね。
チョッと心安らかになります。
人間が快適にその場所で生活を望むなら
方法はタダ一つ、管理する事だと思います。