
5月、6月にスダジイの大木の幹から赤いベロ(小さいので、チョッとだけ可愛い)を見つけたら
きっとそれは「カンゾウタケ」
どうしても名前が・・・
あまり良いイメージが湧きません。
で、持ち帰り一通り眺めて
切って切り口を見て
さぁ~、どうしたものか・・・
今年(2021年)の春は物足りなさでいっぱいです。
それもコレも全てコロナのせいにして、何かいいことないか探してみました。
カンゾウタケ
「肝臓」と言われてまじまじと観察すると・・
本当に色の具合や表面の線が、何故か生々しく感じられます。
以前から図鑑の写真では見た事があるけど、実物を見るのは初めて。
「生食可能」と聞いたことが・・・
確かめると、やっぱりフランスではサラダの具材にする。と書かれていました。
「少し酸味があるが、バター炒めもよい」
「味区分はD」
Dは、肉質に特徴のあるもので
口あたりがボソボソしていたり、
こりこりした歯ごたえのきのこ。・・・・とあります。
「切り口から血がしたたるような・・・」との表現も、ちょっと大げさかと思います。
確かに・・・ジワーと赤く染まってきました。
で、
やっぱり食べる気にはなれず。
「牛の舌」「貧者のビーフステーキ」などと言われ・・・
図鑑の文字からは、「うまい」を連想することが出来ず・・・
食することなくただ観察をしただけで終わりにしました。
どうやら外国では重宝がられるきのこの類のようです。
日本国内でも同じような事が言えますが、
その土地の食べ方 をもっと知ると世界が広がりますね(*^▽^*)
コロナが収まって、もっと気軽に遠くへ行けるようになったら・・・・
(*´σー`)
気力・体力・経済力が許す限りの
キノコハンターを楽しみ尽くす人生もいいですね。
春の競演
春と言えばハルシメジ
ですよね。
いつもの場所に、いつも通りの時期に、微調整をしながら向かうと・・・
なにもコロナ渦の不景気な人間界にならうことはないのに・・・
ほんの僅かな数しか収穫出来ませんでした。😢
本当に信じられないほどの収穫で、テンションが下がり気味。
春になったら逢いたいきのこ(あの子)、沢山のきのこ(あの子)に出逢いたいものです。
で、
コチラはどのように食して楽しんだらよいのか・・・
ご飯・汁物にするにしても少なすぎる。
バターソテーなど絶対ムリ!
大切に大切に処理をして
シーズンも終わりに近いタケノコと一緒に
お醤油とお酒でサッと煮、
からの~
炊き込みご飯で落ち着きました。
山のキノコの独り言 🍄
自然に従順に従う事が人間の定めですね。
自然界の不思議をよ~く観察させてもらい、どうしたら楽しく生活できるか?!を考える。
どうしたら私達が楽しく過ごせるか?!を考える事は、全て自然界からの贈り物ですので
本当に有難い事です。
お日様も、水も、風も、大地も、全てが関係しあって自然が成り立っているのかと思うと
小さなきのこが愛おしく感じませんか。
きのこ一つを見ても、観察するだけでなく、食べ方を考えたり、
名前の由来から昔の人や外国の人の感性を感じたりできます。
自然界は面白い!
なので?!
コチラの記事も参考にご覧くださいね。🍄