
キノコ狩り遠征旅行(?)
山のキノコ(キノ小僧&キノ子バァバ)の楽しい季節がいよいよ始まります。
夏のキノコは、なんといってもチチタケ。
通称チタケ、栃木県人が大好きなチタケです。
世間様がにぎわう観光地を横目に、遠征に出かけます。
去年・一昨年と希望通りのキノコ狩りが出来なかったので、
久し振りの汗だらけの夏山を満喫した気分です。
可愛いチチタケとその他の夏のキノコをご紹介します。
グッとタイミングのチチタケ(乳茸)
過去には雨不足で山の中がカラカラで埃っぽい事もありました。
今回のキノコ狩りはグッとタイミングで、雨の合間に御邪魔することが出来ました。
自然界に御邪魔する身でございますので、滅多にない機会でした。
ある程度の雨量の2~3日の後、収穫時にはカッパを着ずに収穫できるなんて・・・
しかも、発生直後らしく虫付きもほとんどありませんでした。
その代わりほとんどが幼菌でボリュームがありませんが、
私達にとっては極上のチチタケを収穫することが出来ました。
こうなると【いかに傷つけずに持ち帰るか】に注意して、
出来るだけ乳を漏らさず帰宅後すぐに加熱処理をしました。
火を通し冷凍保存することで しばらく美味しく季節を味わうことが出来ます。
勿論、早速つけ麺にして頂きましたよ♬ 詳しくは、☟コチラをご覧ください。
夏山を彩るキノコ達
キノコ狩り目的で山に入る時【名前を知らないキノコ】は、私達キノコハンターを楽しませてくれます。
雨が降り、風が入り、山に動きが感じられるのがキノコの存在なのです。
たとえ目的の【美味しいキノコ】に出逢えなくても我慢できるし、
【可愛いキノコ】に出逢えなくてもめげずに歩き続けることが出来ます。
今回目にしたのは、色鮮やかなハナホウキタケ
出来る事なら食べて美味しいホウキタケ にお逢いしたいですが、
ハナホウキタケは山をにぎわしてくれます。
因みに以前に紹介したハナホウキタケはかなり地味な色です。
コチラ☟をご覧ください。
今回のハナホウキタケは、本当に花のような色ですね🌼
大量発生!アンズタケ
そこら中にアンズタケが発生していましたので、大変贅沢な収穫方法をしました。
上部をつまんで(まるでお花摘み)、確実に虫がついていないであろう部分だけをある程度の量収穫しました。
アンズタケも帰宅後すぐに熱処理をして、しばらく季節の味を楽しむことが出来ます。
お料理方法は、アンズタケはジロール!山のキノコ流お弁当レシピをご参照下さい。
🍄山のキノコの独り言🍄
今回の泊りがけキノコ狩り遠征は、いつも通り観光なしの温泉宿です。
場所によってはビジネスホテルを利用し夜のうちに移動するなど、
ほぼ農業の収穫作業に出かけるような感覚です。
コロナでだいぶ状況が変わりました。
以前は価格のハードルでまず泊まれないような高級ホテルが破格で泊まることが出来ます。
しかも素泊りOKなので 2食持ち込みプラス地域振興券で地元のお弁当など購入することが出来ます。
今回は地域振興券でガソリンを賄うことが出来ました。
こうなると、暑い家にいるよりもお得です。草刈よりも楽です。
観光目的の外出ではないので【当然するべき事】だと考えると【仕事】かもしれません。
そう!
「キノコ狩り」は【仕事】、「お仕えする事」!
自然界に対して敬意をもってお仕えしたいと思います。