
去年・一昨年と、じっと我慢していた【富士山のきのこ狩り】、
3年ぶりの第一回目はあいにくの雨でした。
我々山のキノコ(キノ小僧&キノ子バァバ)世代は、
さすがに・・・体力に自信がありません。
しかも、天候は味方してくれません。
今回の目標は、
・3年前までいつも行っていた場所を確認する事。
・無事に家に帰り着くこと。
はて、さて、ぬけさく凸凹コンビの【富士山のきのこ狩り】は・・・・?!
美しい富士山
3年ぶりです!
遠くから見ても、近くから見ても、そばで見ても、雨でも、やっぱり富士山は美しかった。
「空気が美味しい」ってよく言いますが、「美味しい」以外の言葉が分かりません。
湿気の多いまとわりつくような蒸し暑さから解放された心地よさが
気持ちを落ち着けてくれます。
針葉樹が雨を受ける姿が美しく、雫をまとう針葉の針先(?)が又美しい。
キノコに逢いたい気持ちがはやるのですが、
「焦るでない、ドウドウドウド~ウ」と何処からか聞こえるようです。
富士山の懐の深さ
我々キノコハンターは富士山の本の一部、5合目から6合目までの森林地帯を行って帰って来るだけです。
9月に入りぐっと登山客が減りますが、頂上を目指す方々に出逢うと
「大変ですねぇ~、気を付けて行ってらっしゃい。」と声を書けます。
我々はたった600~700mの標高差を行って帰って来るだけです。
それだけなのに・・・💦
お天気が良ければだいぶ楽なのですが、雨降りはキツイ、反対にカンカン照りだと体力を奪われます。
時々眺望を楽しむ事も出来ませんので、キノコと出逢った時は最高に嬉しい瞬間です。
幸にも! 3年間行く事の出来なかったポイントにたどり着き、
なんと! 待っていてくれました! ホンシメジです。
誰も訪ねてこなかったのかなぁ~?
ず~と待ちぼうけしていたのかなぁ~?
もう大丈夫、我が家に連れ帰り美味しく食べてあげるね💛
ヤマドリタケ 7~8年ぶりの出逢い
もう一つ 大きな出逢いは、ヤマドリタケでした。
夏のおわりの頃いつも気にしていましたが、今までに一度だけ良い写真が撮れたので
Facebookの待ち受けにしていました。
色・形・大きさ・味・・全てが心奪われます。
ヤマドリタケは、イタリアでは「ポルチーニ」と呼ばれる高級食材です。
ヤマドリタケが採れた時は、ご馳走ですね。☟ご参照ください。
🍄山のキノコの独り言🍄
3年もブランクがあると、さすがに不安でした。
安全第一で自粛も大切な事ですが、何も出来なくなっては
何のために生きているのか分からなくなります。
今回のきのこ狩りの目標
・3年前までいつも行っていた場所を確認する事。
・無事に家に帰り着くこと。・・・は、達成することが出来ました。
体力は確実に衰えています。
山も、キノコも、人も、命あるものすべて、活動してこその命です。
どうせなら楽しくやりたい事を出来る限りすべきですね。
という訳で、
山のキノコ(キノ小僧&キノ子バァバ)は、美味しくキノコを頂くこととします。